2006年10月27日

時計じかけのオレンジ

キューブリック作品で最もカルトな人気を誇る、ウルトラバイオレンスSF作品だ。

麻薬、暴力、盗み、暴行など、悪の限りを尽くす近未来の不良グループ。
リーダー格のアレックスは、ある盗みの最中に仲間の裏切りで捕まった。
その服役中に、悪人を善人に変える奇妙な洗脳実験を受け、暴力を嫌悪する無抵抗な人間となって娑婆に戻される。
しかし、そんな彼を待っていたのは、かつて自分が暴力の対象にしていた者たちからのすさまじい報復だった。

アナーキーな若者の過剰なまでの暴力嗜好を、芸術的かつポップなセンスで大胆に映像化した。
一度観たらとりつかれるほどの妖しい魔力に満ちた、永遠のバイブル作品だ。


時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ


時計じかけのオレンジ




posted by ホーライ at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズと映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パリ管弦楽団に撃たれる!

きらびやかで壮大な演奏を聴きたいなら、この曲に勝るものはない。

ベルリオーズ作曲の「幻想交響曲」だ。

特にシャルル・ミンシュ指揮のパリ管弦楽団の演奏が素晴らしい!(カラヤン-ベルリン交響楽団のは駄目だ。)

4楽章から5楽章にかけては、レッド・ツェッペリンも真っ青だ。

ベルリオーズ:幻想交響曲




ベルリオーズ:幻想交響曲

ベルリオーズ:幻想交響曲



posted by ホーライ at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシックと名作劇場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月21日

フジ子・ヘミングに癒される

フジ子・ヘミングに癒される

波瀾に富んだ人生がTVで紹介されるやいなや、それまでまったく無名だったベテラン・ピアニストの境遇は一変した。
放送と時期を合わせて発売されたこのデビューCDは飛ぶように売れ、コンサートの切符はあっという間に売り切れた。
そして、気がついてみれば日本のクラシック音楽界に遅咲きのスターが1人誕生していたのだ。

そのピアニスト、フジ子・ヘミングの演奏を聴いて気がつくことのひとつは、聴き手を疲れさせない音楽であるということ。
テクニックをひけらかすように猛スピードで突進することはない。
音の強弱をやたらに強調することもない。過度な自己陶酔を押しつけてこない。
音色はあたたかく、かすかにコケットリーを含んでいる。

タイトル曲になっている「ラ・カンパネラ」では、高音をきれいに響かせて、いかにも鐘の音が遠くからきこえてくるような雰囲気を出す。
本来、名人芸を披露するには絶好の曲だが、彼女は決してその誘いに乗ろうとせず、ゆったりと構えている。
そのおだやかな演奏が、少しレトロで「和み系」の演奏が、ギスギスしがちなわれわれの心にふっと触れてくる。

「フジ子・ヘミングに癒される」という人が多いのはもっともだろう。

奇蹟のカンパネラ

奇蹟のカンパネラ


奇跡のカンパネラ



posted by ホーライ at 23:55| Comment(0) | TrackBack(2) | クラシックと名作劇場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

ハッキリ言って、ビートたけしである北野武の大ファンである

その北野 武監督98年公開の7作目にして、ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞作品。

不治の病に侵された妻を気にかけながらも職務に追われる刑事が、同情した仲間の好意で張り込み捜査の合間を縫って見舞いにいく。
だが、そのわずかな時間に発砲事件が発生、1人が殉職し、快く送り出してくれた部下も半身不随の身になってしまう。
犯人を殺して警察を辞めた彼は、治療費や遺族へ渡す金を工面するためヤクザにまで借金を重ね、やがて首が回らない状況へと陥っていく…。

北野作品には多い不器用な男の自己表現を、透徹した視線で描いた静かな傑作である。

ラストの岸本加代子のたった一言のセリフが全てを語りつくすぜ!! と僕は思う。

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posted by ホーライ at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPと日本映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

どうして?『ライフ・イズ・ビューティフル』

どうして、このタイトルをつけたのだろうか? 

この映画を一見して、人生は美しくない、と彼女は言った。


観ると分かるのだが、人生は切なく、哀しい。

そして、それは自分とは無関係の運命に翻弄されていたとしてもだ。

笑いを唯一の武器にして、子供を救う父親の悲しいまでの姿。

でも、誰だって、何かしらを演じて、ここまでやってきた。


やっぱり、『ライフ・イズ・ビューティフル』なのかな、と思っていないとやっていけない夜ってあるよね。


ライフ・イズ・ビューティフル

ライフ・イズ・ビューティフル


ライフ・イズ・ビューティフル




今度は月も笑っていない。
posted by ホーライ at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシックと名作劇場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月08日

秋吉敏子のベスト!!

日本を代表するジャズ・プレイヤー、秋吉敏子のベスト。

40余年にわたって本場アメリカでジャズ修業をし、ジャズ殿堂入りも果たした彼女の名演を収録。

「すみ絵」「ロング・イエロ・ロード」ほか。

秋吉敏子が30年間にわたって率いたジャズ・オーケストラの名曲・名演を集めたベスト版。

このアルバム1枚を聴くだけでも、秋吉がジャズの歴史の中に確固たる位置を占める音楽家であることがはっきりと分かる。

作曲面における彼女の究極のオリジナリティーは、日本の伝統的な音楽をビッグ・バンド・ジャズに持ち込んだことだ。

能楽の調べがジャズ・オーケストラのサウンドへと自然に移行していく「孤軍」は、1970年代の発表からどれだけ時間がたっても色あせることのない新鮮さを持っている。

福島県の民謡「かんちょろりん節」をモチーフにした「チルドレン・イン・ザ・テンプル・グラウンド」も名作だ。

編曲テクニックの面では、木管楽器の巧みな重ね方がトレードマーク。

しなやかで、しかし強さを持った木管のアンサンブルはこのアルバムでも随所に聴かれる。

また、自らの人生の歩みを描いた「ロング・イエロー・ロード」をはじめ、ストーリー性のある曲を書いたことも彼女の特徴だ。(松本泰樹)



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posted by ホーライ at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズと映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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