2007年01月13日

『風と共に去りぬ』…500円で人生をエンジョイできる映画

時代は19世紀。
ジョージア州タラの大地主ジェラルド・オハラの長女スカーレット(演じるはヴィヴィアン・リー!!)の波乱と勇気の恋愛映画。

この『風と共に去りぬ』は、どんな日であっても、毎日、世界中のどこかで必ず上映されている、とまで言われている名作中の名作。
アカデミー賞も十部門独占。


なにが、そんなにも世界中の人々の心をつかむのだろうか?

そもそも、原作者マーガレット・ミッチェルの分厚い小説を映画化したものだが、小説を映画化にしたときの見本とも言える作品だ。(ちなみに、マーガレット・ミッチェルは、「風と共に去りぬ」のラストシーンを最初に書いたらしい。)
だから、この映画の魅力はもちろん、そのストーリーと人物像にある。

気位がムチャクチャ高いスカーレット。
気品にあふれる紳士風でありながら影を背負い、スカーレットに翻弄されるレッド・バトラー(演じるはクラーク・ゲーブル)。
抗いながらも、時代に揺れる人たち。
そんな人物たちがイキイキと描かれている。

しかしながら、ストーリー展開を支える映像もこれまた豪華で美しい。(あの、それでなくても細いスカーレットがコルセットを思いっきり絞って着る場面が面白い。)

結局、この『風と共に去りぬ』には単純にスカーレットの恋物語だと割り切れぬものがある。
人生はどんなひとにとっても波乱万丈であり、何があって明日への希望を失わずに生きていくのさ、という一本の柱が僕をこの映画に挽き付けるのだ。


いいのかな……こんな映画がたった500円で観られるなんて。。。。


風と共に去りぬ




風と共に去りぬ





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■クライマックスの連続だ!『バードランドの夜 Vol.1 [Live] 』

もし、この『バードランドの夜 Vol.1 [Live] 』を聴いて「何も感じない」人がいたら、多分、その人にはジャズが不要なんだろう。


50年代の前半、ジャズは1つの転換期を迎えていた。
40年代半ばに起こったビバップをより洗練させたハードバップスタイルへの移行が、さまざまなミュージシャンたちによって試みられていたのである。

アート・ブレイキーも多分にもれず、トランペッターのクリフォード・ブラウン、アルトサックス奏者のルー・ドナルドソンを迎えたバンドを率い、ジャズ・クラブ「バードランド」でジャム・セッションを行った。

本作『バードランドの夜 Vol.1 [Live] 』はそのときの模様を記録したライブ盤で、まさにハードバップが誕生する瞬間の熱気をとらえた重要な作品である。

特にクリフォード・ブラウンの演奏が圧巻で、弾けるようなトランペットが鮮烈だ。
ルー・ドナルドソンも、ブラウンに触発されたかのような勢いのある演奏を行っている。


とにかくこのアルバムは聴いてもらうしかない。「ものすごい!」のだ。 言葉でいくら形容しても、形容すればするほど、このアルバムの本質から離れていくような気がする。


ジャズって、本当に楽しいよね。


バードランドの夜 Vol.1




バードランドの夜 Vol.1





追伸

さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想(村上春樹訳)を読みながら聴くと楽しさが倍増です。




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2007年01月06日

奇跡の『惑星』

ホルスト組曲《惑星》

十数年ぶりに共演となった佐渡裕&N響の“東京の夏”音楽祭2005でのライヴ録音(この曲をライブ録音!!)。
鮮やかで生き生きとした「惑星」だ。

ブラスでの経験が豊かな佐渡らしい豪快な表現も聴ける。
そして、佐渡が、勢いばかりではなく、内容のある演奏を引き出している。
成熟した指揮と圧倒的な表現力を実現。

灼熱の指揮者、佐渡の本領が、日本有数のオーケストラによって存分に発揮された稀有な演奏が、ここに刻印されている。

公演の場ではこの曲が終わったあと、信じられないくらい長い静寂が会場を包み(みな奇跡のような余韻を楽しんでいた)、やがて大喝采となった。


ちなみに、冥王星はまだ冥王星として録音されています。きっとこの曲から冥王星が外されることはないでしょう。(そう願います。)


佐渡裕/ホルスト:惑星




ホルスト:惑星





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『第三の男』…500円で人生をエンジョイできる映画

映画史上に不動の地位を築いたオーソン・ウェルズの最高傑作だ。

親友の事故死に疑惑を持った作家が真相を調査していくうちに、事故現場にいた「第三の男」の存在を知る。
さらに調査を進める中、親友の恋人だった女性を愛し始めた作家の前にその男が姿を現す・・・。

なんともミステリアスでリリカルな映画をよくぞ、作ってくれたもんだ。

常に「影」だけで第三の男を表現する演出方法に、素敵な(お馴染みの)チターの音楽。

『第三の男』は世界を白黒でもこんなに表現できるんだということも示してくれる。(まぁ、当時は白黒しかなかったのだからしょうがないが)

そして、ラストシーンは女性(凛としたアリダ・ヴァリの美しさ!)の強さをなんとも静かに主張している(「風と共に去りぬ」とは対照的だ)。

このラストシーンのために『第三の男』はある。


 第三の男 [CLASSIC MOVIES COLLECTION] / 洋画




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2007年01月02日

『自転車泥棒』…500円の名作映画DVD

敗戦後、人々が貧窮していたローマで、自転車を盗まれた父子の悲哀。
デ・シーカ監督の感動作だ。
デ・シーカ監督は撮影の全てに実景を用い、狭い室内にカメラを持ち込んで、貧しい人々の生活をリアルに活写した。


アントニオは長い失業のすえ、ようやく映画のポスター貼りの仕事を得た。
仕事に必要な自転車を質屋から請け出すために彼はシーツを質に入れる。

六歳の息子ブルーノを自転車に乗せ、彼はポスターを貼ってまわるようになる。
ところがちょっとしたすきに自転車が盗まれてしまう。
自転車がなければまた失業だ。

アントニオは無駄とはわかっていても警察に行く。
毎日何千台も盗まれている時だ、警察は相手にしてくれない。
こうしてアントニオ親子の自転車探しがはじまった……。


どんなに貧しくても、ひとの心と気高い精神まで貧しくさせるとは限らない。
そして、生きること、生活し続けること自体の悲しさは時代を超えて、いつも一緒だ。今の日本においてもね。

『自転車泥棒』は、観終わると、心に何か、漠としたひっかかりを残し、それが(多分)生き続ける限り、その人の人生に微妙に影響する。そんな映画だ。



自転車泥棒




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2007年01月01日

『LOVE』ザ・ビートルズ 賛否両論の賛は僕です

こういうアルバムが解散後ん十年も経っているのに出てくるあたりが、ザ・ビートルズなんだろうな。。。
ビートルズの名前で稼げるうちは稼いでしまえ、という感じがないでもない。

そうは言っても、僕自身は結構、気に入っています。
2曲目のゲットバックの出だしね、これがいい!

そこかしこに色んな懐かしいメロディやサウンドが散りばめられていて、嬉しくなってしまいました。

過去のビートルズの音源を集めて、それをバラバラにして、そこから再編成したというこのアルバム『LOVE』。

僕は好きです。(あまりポリシーのあるファンではないので、ビートルズならなんでも可です。)


LOVE




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伝説の名盤『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』(チャーリー・パーカー)

■伝説の名盤『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』(チャーリー・パーカー)

(アーティスト, 演奏)
チャーリー・パーカー
マックス・ローチ
チャールズ・ミンガス
バド・パウエル
ディジー・ガレスピー


『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』は1953年、カナダのトロントでモダン・ジャズ創世記を代表するクリエーターが一堂に会して、この世に残したジャズ史上燦然と輝く傑作。
史上不滅のライヴ・レコーディングだ。

このアルバムにはチャーリー・パーカーのみならず、歴史的ビッグネームのプレーヤーが顔をそろえている。
それぞれのプレーヤーが余裕で火花を散らす、ジャズならでは即興的緊張感が良い。(これこそが、ジャズの醍醐味だ。)
特にアルバム後半の3曲が素晴らしい!!


一説によると、ジャズには名曲は無く、名演奏だけがある、ということらしいが、このアルバム『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』は、言うまでも無く、「名演奏」だ。

『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』はジャズの入門盤としても決して難しくなく、それでいて、ジャズの耳が肥えている人にはその人なりに奥行きが楽しめる、そんな逸品になっている。


一家に一枚、チャーリー・パーカーのアルバムを買うとしたら、文句無く、この『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』をお勧めします。


ジャズ・アット・マッセイ・ホール




ジャズ・アット・マッセイ・ホール






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『チャプリンの黄金狂時代』…500円の名作映画DVD

チャップリン映画、サイレント時代の最高傑作。
“サイレント”なので、当然、言葉による笑いではなく、ドタバタの映像で笑わせてくれる。

アラスカの金鉱が発見され、人々が競って金探しに夢中になっていた頃の話し・・・
金脈を探し雪山を歩いていたチャーリーが、吹雪に遭遇し駆け込んだ山小屋に指名手配中の凶悪犯が・・・

人々の欲望を独特の手法で笑いと共に描くチャップリン演出の妙が際だつ傑作だ。
この『チャプリンの黄金狂時代』での最大の見せ場は、山小屋に閉じ込められ飢えに苦しむ男たちの極限描写。
例えば有名なシーンとしてチャップリンが自らの靴を食べてしまうところがある。(鬼気迫るものを感じる。)


『チャプリンの黄金狂時代』にはチャップリンの喜劇の全センスが盛り込まれている。
チャップリンを初めて観るひとには、『チャプリンの黄金狂時代』を入門映画としてお勧めできる。


チャプリンの黄金狂時代




チャップリンの黄金狂時代







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『ローマの休日』…500円で人生をエンジョイできる映画

もう今さら、説明は不要だろう。
ローマを舞台に某小国の王女と新聞記者とのロマンチックで切ない恋の夢物語。

誰もが『ローマの休日』を観ながら、頭の片隅で分かっているはずなんだ。
これは出来すぎのおとぎ話なんだ、と。
それでも、どんどん、そのおとぎ話に中に引き込まれていくのはどうしてだろう?

それは「夢」があるからだ。
こんなことあるわけない、と思っても、0.001%でも絶対に無いとは言い切れないものがあると、ひとはそれにほのかな希望を繋げる。

そして、そんなおとぎ話に切なさを感じて、あざやかなラストシーンへと最後まで夢の中をさまよう。

『ローマの休日』は何度観ても飽きない、映画の楽しさを僕に教えてくれた作品のひとつだ。


あんな出会いと別れが僕やあなたにあっても(形はかなり違うだろうが)いいよね。


ローマの休日




ローマの休日







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