2006年09月30日

吉田拓郎と「LOVE2 ALL STARS」「みんな大好き」

人気の音楽バラエティ番組から誕生したバンド、「LOVE2 ALL STARS」は武部聡志、高中正義、中川雅也などを基本メンバーとし、本作では21人の豪華アーティストを率いた、拓郎初のセルフカバー集。

厳選された70~74年までの楽曲16曲に、ヒットした同番組の主題歌も収録された秀作。

何と言っても、ビッグアーティストのセッションが聴きどころ。

拓郎の人生観が集約されたフォーキーな世界が、バンドサウンドによってスケール感を増してよみがえる。

拓郎の軌跡をたどりつつ、若い世代にもその魅力をアピール。

円熟&ゴージャスなアレンジで甦る往年の名曲の数々。

さすがに聴かせるが,やっぱり丸くなった感は否めぬ。

しかし、この年齢になって初めて味わい深い作品になっている曲もある(「野の仏」や「どうしてこんなに悲しいのだろう」(絶品!!)、「人生を語らず」など。)

僕もこの年齢(46歳)になって、その作品の良さが分かってきた気もするし。


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ラベル:吉田拓郎
posted by ホーライ at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | J-POPと日本映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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