気取り屋でもない限り、リスナーがすてきなモンキーズのコレクションを置いておくのは、こうしたアーティストのCDからそう遠くない場所だ。
本作は収録曲が多いだけでなく、言わずと知れた大ヒット曲(「I'm a Believer」や「Pleasant Valley Sunday」や驚くほど勢い豊かな「Valleri」)はもちろん、モンキーズの浮き沈みの激しいキャリアの悪い時期に運悪くはまりこんだナンバーも数多くそろえている。
なかでも重要なのは「Porpoise Song」で、このゴフィン&キング作の不可解な詩を持つナンバーがとらえたサイケデリックな世界は、えげつない金儲け目当てであると同時に、アメリカのヒッピーたちの夢が生んだこの上なく愛すべきはかないサウンドのひとつだ。
{架空のポップ・グループ}という画期的な発想から生まれたモンキーズのヒット曲を集めたライノ編集盤。
60年代最高のプロデューサー/ソングライター・チームによる米国産ポップの傑作集だが,カントリー・ロックの先駆者マイク・ネスミスの自作曲も光る。
そもそも、TV番組の「ザ・モンキーズ」を覚えているという人がどれくらいいるのだろう?
イギリスのビートルズの人気にあやかり、アメリカのショービジネスのプロデューサーが、オーディションを企画し、全米から4人の若者を選び、TV番組のためグループを結成させた。それが、「ザ・モンキーズ」。
デビュー曲の「恋の終列車」は、ビートルズ・サウンドを完全に意識してつくってありますね。
勿論大ヒットし、すぐに全米No.1に。
2枚目の「アイム・ア・ビリーバー」も同様にビートルズ・サウンドに似せています。これも大ヒット。
結成の経緯はともあれ、「デイドリーム・ビリーバー」のデイヴィー・ジョーンズの甘い歌声は、青春の淡い思い出と重なっています。
このCDであらためて聴きなおしましたが、懐かしい歌声が一杯詰まった永遠のラブ・ソングばかりです。
愛らしい「自由になりたい」も名曲で、若い世代の方に是非聴いていただきたい曲です。
我々の世代にとっては、「ザ・モンキーズ」の歌声と共に1960年代の思い出が、きっと蘇ることでしょう。
●モンキーズ/グレイテスト・ヒッツ
●グレイテスト・ヒッツ
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