2007年05月20日

★チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」

チャイコフスキーの3大交響曲の決定盤といえばムラヴィンスキー&レニングラード・フィルだろう。最高の名演だ。

言わずと知れた名盤である。
作曲者もこれほどの素晴しい演奏がされるとは、想像もしなかったのではないだろうか?

このムラヴィンスキーの演奏には、大型の弓を力一杯引き絞って、いまにも矢を放たんとしているイメージが浮かぶ。
ギリギリと歯を食い縛り力の限界まで引きながら、獲物に集中している、そんな雰囲気である。

緊張感と精妙さがありながら、力感に溢れ内に炎を燃えたぎらせている。
爆発寸前の感情や熱気を押さえながら、闘志をもって突き進んで行く。
表情は厳しい、ニコリともせずに毅然としつつ、最後には激しく慟哭する。

精緻で練り上げられた演奏でありながら、感情と感動に満ち溢れている。

ちなみに僕のお奨めは「第5番」です。
クラリネットの印象的なメロディで始まり、最終楽章はここで終わりか?と思ってからが長くて、かつ、大胆で、迫力がある。
トランペット演奏者はきっと、この曲が終わると息も絶え絶えだと思う。


ムラヴィンスキー/チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」




チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」




posted by ホーライ at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシックと名作劇場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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