そもそも、この曲のタイトルにマーラーが「巨人」という名前をつけたのは、少し以前に愛読していたジャン・パウルの小説「巨人」(Titan)に由来している。
もちろん、この曲と小説の「巨人」の間には直接的な関係は無い。
ところで、このアルバムでは小澤征爾=ボストン交響楽団が端正な「巨人」を演奏している。
この曲の第1楽章は朝があけるように静かに、静か(本当に静かに!! あれ?ボリュームは間違っていないよね?と思ってしまうほど))に始まる。
マーラーらしい「かっこう」の声も聞こえてくる(もちろん本物ではない)。
これとは対照的に最終楽章では「嵐のように激動して」終わる。
この曲でもトランペットが華やかにファンファーレを歌い上げるところが何回も出てくるので、僕のお気に入りです。
ボストン交響楽団の金管の音色は好きなんだよね。(弦もいいけれど。)
さ、マーラーを聴いて、この暑さを乗り越えよう!
● マ−ラ−:交響曲第1番ニ長調「巨人」 / 小澤征爾
●マーラー : 交響曲第1番ニ長調 「巨人」
●アマゾンのクラシック音楽
●楽天市場のクラシック音楽
■おすすめクラシック音楽、クラシック入門
■誰でも好きになるおすすめクラシック音楽入門
■今から好きになるおすすめジャズ入門