2006年08月26日

ピアノ・ソナタ「月光」

そろそろ秋ですので、クラシックなんかはいかがですか?
しかも、叙情豊かなピアノ・ソナタを。

秋は月も綺麗になってきますので、その光を浴びながら
ベートーヴェンの「月光」を聞く。
まんざら、悪くないと思います。


ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ「悲愴」、「月光」他




ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」・第14番「月光」・第17番「テンペスト」(楽天)


ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ第8番 「悲愴」

レーベル: ソニーミュージックエンタテインメント
CD (1990/11/21)
ディスク枚数: 1
ASIN: B00005G3GV

1. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調op.13「悲愴」
2. 同第14番嬰ハ短調op.27―2「月光」
3. 同第17番ニ短調op.31―2「テンペスト」
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2006年08月01日

夏は「春の祭典」と「ラプソディ・イン・ブルー」に限る

小沢征爾の「春の祭典」は完成度が高く、極めて緻密に把握されたレパートリーが、オーケストラの優れた機能とともにごく自然に展開されている。

西ドイツのオーケストラのもつ高い演奏水準と、新たな味わいを醸す小沢の「春の祭典」を、DVDならではの高画質映像とともに楽しめる作品。


小沢征爾/春の祭典

小沢征爾/春の祭典【DLVC-8012】=>小沢征爾/春の祭典


小澤征爾70歳記念BOX (DVD付)







山下洋輔は何を演奏しても自分の音楽にしてしまう。

このクラシック作品を聴いて、つくづくそう思った。

とにかくパワーが凄い。

穏やかな表現をしても、力の漲ったタッチが表現力を超えてしまう。

そこが山下の魅力だ。

彼にはショパンもバッハも関係ない。




山下洋輔/スタンダーズ

山下洋輔/スタンダーズ


スタンダーズ





曲名:

(1)虹の彼方へ
(2)ユーモレスク
(3)二人でお茶を
(4)ラプソディ・イン・ブルー
(5)乙女の祈り
(6)愛するポーギー
(7)やさしき伴侶を
(8)エンブレイサブル・ユー



★小沢征爾も山下洋輔も確固たる自己の世界を構築した天才だね。
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2006年07月31日

音楽入門用CD(ジャズ版&クラシック版)

■□■ 音楽入門用CD(ジャズ版)■□■

ジャズの名門ブルーノートレーベルのベスト盤がわずか1500円で聞ける。

ピアノから入っていくも良し、ボーカルから入っていくも良し、サックスから入っていくも良し。

僕はもともとトランペット吹きなので、サックスから入るかな。(なんでやねん。)


ブルーノットベスト決定版 1500





■□■ 音楽入門(クラシック版)■□■

堅苦しいと思われがちな、退屈だと思われがちなクラシックもベスト盤という入門CDから入るといい。

テレビのCM、ドラマ、映画等で良く使われているクラシックから入るといいと思うな。

僕はもともとオーケストラにいたので、交響曲から入るかな。


クラシックベスト盤

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2006年01月29日

モーツアルトづくし


【音楽】

天使のメロディーのモーツアルト。

今年の1月27日はモーツアルト生誕250年になる。

わずか、と言うべきか、はるか、と言うべきか、250年前にモーツアルトだけが許された天使のメロディーを聴くこと。

それを今、僕らは10cmにも満たない機械で聴くことが出来る。


◆モーツアルト〜交響曲第40番ト短調K550 交響曲第41番「ジュピター」〜

◆モーツアルト〜交響曲第40番ト短調K550 交響曲第41番「ジュピター」〜


【映画】

・『アマデウス』

1825年、オーストリアのウィーンで、1人の老人が自殺を図った。
彼の名はアントニオ・サリエリ。
かつて宮廷にその名をはせた音楽家である。

そのサリエリが、天才モーツァルトとの出会いと、恐るべき陰謀を告白する。

「モーツァルトは殺されたのでは…」。

19世紀のヨーロッパに流れたこのミステリアスな噂をもとにしたピーター・シェーファーの戯曲を、完ぺきに映画化。第57回アカデミー作品賞ほか、全8部門を受賞した。


アマデウス

アマデウス(期間限定)





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2005年12月24日

希望と絶望の星

【音楽】

ところで皆さんは『第九』の出だしを聞いたことがあるだろうか?
例の有名な「合唱」のメロディーをご存知の方は多いが、出だしを知っている人は意外と少ないかもしれませんね。
一度、全曲を聴いてください。なお一層、あの「合唱」の素晴らしさが分かると思います。

全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルが79年に来日した際に東京・普門館で繰り広げた感動的な「第九」のライヴが初めてCD化された。

トモワ=シントウやシュライヤーなど、歌手陣も豪華。

カラヤン/ベートーヴェン:交響曲第9番

カラヤン/ベートーヴェン:交響曲第9番







【映画】

俺たちに明日はない

最初に書いておきますが、衝撃のラストシーンに対しての評価は世代によって大きく分かれると思います。
僕にとってのラストシーンはショックと絶望でした。
20歳以上違う息子に聞くと感動した、と言います。
生まれ育った世代によって評価が分かれる面白い事例だと思います。
でも、たとえ評価が分かれても、「面白い映画」という点では僕と息子で意見は一致しました。
さて、あなたのラスト―シーンの評価はいかが?

アメリカのニューシネマ第1号という金字塔的映画です。


俺たちに明日はない

俺たちに明日はない【DLT-1026】=>俺たちに明日はない





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2005年12月03日

★ベストクラシックとベストクリスマス♪

【音楽】

オムニバス/ベスト・クラシック・フォー・モバイル

モ、モバイルって……。

と思ったら、着うた・着メロでの人気曲を集めたということらしい。

思わず期待するオマケはなしで寂しいが、考えるタネCDとして使えた。

ここまでやるならいっそ、ギャグものも入れといてほしかったけれど。

次は“ユビキタス”でいかが?


オムニバス/ベスト・クラシック・フォー・モバイル



【映画】


ニューヨークにあるコールズ・デパートは営業不振からライバルのショッパーズ・デパートに買収されようとしていた。

そんな時、イベント部長のドリーは感謝祭パレードのサンタ役にクリスを起用する。

彼は本物のサンタを思わせる容貌と風格の持ち主だった。

パレードは成功に終わり、クリスはサンタコーナーを任せられ売り上げは急上昇する。

そこにドリーに恋心を寄せる弁護士ブライアンがドリーの娘スーザンを連れてくる。

スーザンは彼を試すために3つのお願いをする。


それはクリスマスにパパと弟と一軒家が欲しいという願いだった。



34丁目の奇跡

34丁目の奇跡


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2005年11月13日

中村紘子とアリー

●「別れの曲/中村紘子が選ぶショパン名曲集」

今週は説明不要の中村紘子とアリーという女性の特集。
ちなみに中村紘子の旦那である庄司 薫の小説の大ファンでもあります。

別れの曲/中村紘子が選ぶショパン名曲集





■ドラマ(DVD)

●『アリー my Love 』

このアリーの大ファンです。
結構、はまりました。

もちろん、ファンですから、いい点も悪い点も含めて、大好きなんですね。
この番組自体も好きですが、アリーそのものが、彼女が大好きなんです、はい。



アリー my Love ファースト・シーズン DVD-BOX Vol.1




アリー my Love ファースト・シーズン DVD-BOX Vol.2




アリーmy love セカンド・シーズン DVD-BOX vol.1





アリーmy love セカンド・シーズン DVD-BOX vol.2




アリー my Love サード・シーズン DVD-BOX vol.1





アリー my Love サード・シーズン DVD-BOX vol.2



アリー my Love フォース・シーズン DVD-BOX vol.1




アリー my Love フォース・シーズン DVD-BOX vol.2


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2005年10月10日

『幻想交響曲』と『第三の男』

【音楽】

『幻想交響曲』

パリ管弦楽団の黄金時代ともいえる1960年代後半の録音

ベートーヴェン後、突如として成長したこの「ロマン派」の名花は1830年フランスで開花したが、それ以来の脈々たる歴史を、このCDにおけるパリ管の面々は躍如として受け継いでいる。

また指揮者ミュンシュは、この交響曲でありながら標題音楽でもある「幻想」のもつストーリー性を、小説家の様な視点で語りかけてくる。
ロマンティックな曲想は、ベルリオーズの実体験にもとづいたストーリーあってのものだということを、熱を持って表現する。

ミュンシュがドライヴするパリ管の燃焼ぶりは、30年以上経った今でも色褪せることがない。


ベルリオーズ:幻想交響曲







【映画】

『第三の男』

第二次世界大戦後、廃墟になったウィーン。アメリカ人ホリーは親友ハリーに会いにウィーンを訪れ、間もなく親友の死を知る。

しかし、親友の死体を運んだという3人の男のうち、2人はわかったがどうしてもあと1人がはっきりしない。

親友の死に不審を抱いた彼は...。

オーソン・ウェルズは、悪役ハリーを存在感のある名演技で表現している。アカデミー撮影賞、カンヌ映画祭グランプリを受賞した。

ラストシーンはかっこいいぞ! 特に女性には。。。




DVD「第三の男」

DVD「第三の男」



PS. しかし、最近は映画を見ていないな、とつくづく実感。 紹介しているのは、古い映画ばかりだもんな。

posted by ホーライ at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシックと名作劇場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月02日

『パッヘルベルのカノン他』と『お葬式』

【音楽】
『パッヘルベルのカノン他』

表題の曲の他にはトロイメライ(シューマン)や、タイスの瞑想曲(マスネ)、メヌエット(モーツァルト)、G線上のアリア(バッハ)等が入っており、睡眠前のひと時を過ごすには丁度いいCDです。


パッヘルベルのカノン他〜クラシック







【映画】


『お葬式』


通夜、葬儀、出棺、火葬と進む3日間の過程をさまざまなエピソードを交えて描いた、伊丹十三の記念すべき監督デビュー作。
本来ならば「悲劇」であるはずのお葬式を細かいディティールの積み重ねと卓越した人間観察でおおらかなヒューマン・コメディへ。

新人監督とは思えぬ力量により、キネマ旬報ベストワン、日本アカデミー賞最優秀作品賞など、その年の各映画賞を総ナメにし、映画界に大きな衝撃を与えた。



伊丹十三DVDコレクション お葬式




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2005年09月18日

「大統領の陰謀」と「惑星」の絶妙さ

【映画】

ニクソン大統領を失脚させるに至った「ウォーターゲート事件」の真相を暴いたふたりの新聞記者の行動を克明につづった社会派エンタテインメント映画の傑作。

ロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンという2大スターがこれを演じているが、互いのキャラクターの相違なども、それぞれの性格づけに巧みに応用されている。

また、本作でアカデミー賞助演男優賞受賞のジェイソン・ロバーツ(その他、脚色、美術監督、録音、音響賞を受賞)をはじめとする脇役の充実ぶりに、改めてアメリカ映画界俳優陣の層の深さを痛感。

またアラン・J・パクラ監督による、一見淡々としつつ確実に驚嘆する事実を積み重ねていく演出、ウィリアム・ゴールドマンの緻密な脚本、都会の闇を描くに秀でたゴードン・ウィリスの撮影など、スタッフの超一流の仕事の成果がここにある。


つい最近、この映画の中で「ディープスロート」と呼ばれていたキーパーソンの本人が名乗り出たことでも話題になったね。



大統領の陰謀





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大統領の陰謀




【音楽】


佐渡裕がNHK交響楽団の指揮台に十数年ぶりに立ち、人気管弦楽曲「ホスルト:惑星」を指揮! 日本の頂点に君臨する名門オーケストラと、世界中の一流オーケストラの客演を数多く務め、成熟した指揮と圧倒的な表現力で人気爆発中の指揮者の共演が実現したこのALBUMは、秋のクラシック界の話題盤になること必至! 

10月にオープンする兵庫県芸術文化センターをフランチャイズにして発足する日本で最も新しいプロのオーケストラ「兵庫芸術文化センター管弦楽団」(日本最高のオーケストラを目指し、世界11ヶ所でオーディションを行い、半分のメンバーが外国人)の芸術監督に就任する絶好のタイミングでのリリースです。


ホルスト:惑星





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2005年08月28日

五嶋龍 VS 十二人の怒れる男

お姉さんの著名なバイオリニストの弟というタイトルが一生ついてまわる運命にある五嶋 龍。
しかし、演奏を聞くと、若くて力強く、くったくのない演奏を聞かせてくれる。

「次の目標は?」と聞かれて「カラテの世界選手権にアメリカ代表で出場すること」とというやんちゃ坊主で、理学部に進学する予定の天才バイオリニスト。

この先、どう成長するかが、楽しみな芸術家の一人である。



【CD】Ryu Goto / 五嶋龍

【CD】Ryu Goto / 五嶋龍






Ryu Goto
 


『映画』 

個人がどれだけ初対面の人に影響を及ぼしえるか、というテーマで進む映画。
……だと、僕は思う。
 
一人が冷静に分析していくことに、周囲はどう納得するのか、これを心理合戦として、映画にしてしまったというアイディアは素晴らしい。

この先、どうなるの?というエンターティメント性を映画に残しながら、舞台劇を見るようでもあり、それはそれで興味深い。
 
ラストシーンは爽やかだと思うよ。


十二人の怒れる男(期間限定) ◆20%OFF!

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十二人の怒れる男
 
 


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2005年07月23日

戦争はどこで生まれるのか?

ワーグナー

わくわく、どきどき、しくしくのワーグナー:楽劇 「ニーベルングの指輪」


ワーグナー:楽劇 「ニーベルングの指輪」
ワーグナー:楽劇 「ニーベルングの指輪」

ヒットラーが愛したことでもしられるワーグナーではあるが、華麗なるサウンドは力強く人生を応援する音楽でもある。

あなたもワグナリアンになってみる?


そして、映画は第二次世界大戦中のユダヤ収容所の物語。
本当に人生って、ビューティフルなの? 

ライフ・イズ・ビューティフル
ライフ・イズ・ビューティフル


最近、ヒトラーを人間として捕らえた映画が話題を呼んでいるので、この二つを選んでみました。
8月は戦争を考える月間でもあるしね。(本当は一年中なんだけれど、特に。)


ついでに……

岡本おさみが作詞、吉田拓郎が作曲、唄の反戦歌でもある「いつも見ていたヒロシマ」

吉田拓郎/GOLDEN☆BEST 吉田拓郎 THE LIVE BEST
吉田拓郎/GOLDEN☆BEST 吉田拓郎 THE LIVE BEST


「いつも見ていたヒロシマ」が入っている吉田拓郎のアルバム『アジアの片隅で』。





そして、いつものように数奇な運命にもてあそばれる人間を描いた手塚治虫の『アドルフに告ぐ』

アドルフに告ぐ (ハードカバー版) 全4巻 手塚治虫作
アドルフに告ぐ (ハードカバー版) 全4巻 手塚治虫作



戦争も芸術も、人間の心の中で誕生する。

 
 
posted by ホーライ at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシックと名作劇場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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